欽ちゃんの「お笑い芸能論」

 

月刊誌の対談で、萩本欽一さまが面白いことを話している記事を目にしました。
 
対談相手は元NHK女子アナの有働由美子さまですが、テレビで求められるお笑いタレントの能力について「皆が想像するようなことをそのまま答える人は素人、私は素人を素人のままにテレビに出すのはお客さんに失礼という思いがあるのね。素人をプロと同じように変えて出すのが作り手の大事な仕事。
 
例えば『欽ちゃんのどこまでやるの』(テレ朝系)なんかだと、リハーサルを20回ぐらいしていたんですよ。それだけ練習して安心している人たちをアドリブで覆していくわけ。この番組から出てきた見栄晴で言えば”ただいま”という台詞に対して俺が”おかえり”と返すところを本番で何も返さなかったら、あいつは”芸人”になりましたからね。
 
”ただいま、ただいまーっ”って。
 
 

 

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