「『さようなら』と『ごきげんよう』」

 

先週末は文字通り「うだるような」暑さが続いた東京でした。
 
まだ6月末で夏の盛りには時間があると思われたのですが、35度を超える「真夏のような暑さ」に襲われ、閉口したのです。
 
近くの住宅街の狭い道を歩いていると、向こうからバンが走ってきて、停まりました。
 
道路の真ん中に、です。ただでさえ狭い道のこと、道路に面した家のブロック塀と車の間が狭くなって、通り抜けるには難義に思えたのです。
 
どうしたものかと車の前で足を止めていると、傍を自転車が通り抜けていきました。そしてやすやすとその狭い空間を通り、走り去っていったのです。
 
若い娘でした。短パンからハミ出た白い太股が目に眩しい元気印です。キュッと引き締まったお尻がサドルの上で左右に揺れています。
 
なんと素晴らしい、ナイス過ぎる、と知らずのうちに足を早めて後を追い、気が付けば車と塀のブロックに挟まれた空間をなんなく通り過ぎていたのでございます。
 
午後の熱い日差しに照らされグッタリとしていたのに、どこにそんな力があったのかと自分自身が驚くほどの速足で、短パンのサドルの姫君を追いかけていたのです。
 
やっぱり元気はコレに限る、と実感しました。「コレ」とは、そう、その通り、スケベ心のことでございます。
 
このスケベ心があれば、はじめは到底無理だと思えたことも、一度火がついたら岩をも貫く勢いでやり抜けるのです。
 
このスケベ心のお陰で、これまで人生の艱難辛苦をどれほどやり過ごすことができてきたでしょうか。
 
今でもハッキリ申し上げることができるのは、吉永小百合さまが一夜のパートナーとして宿に待機なさってくださるなら、42.195キロのフルマラソンを完走できるということでございます。
 
 
 
 
 
先週の土曜日から日曜日にかけて使用しているauの携帯電話が使用不能となりました。
 
設備の故障によるもの、とのことでしたが、この不具合のせいでアチラコチラで不都合が生じたのでしたが、幸いにして手前ども自身は携帯にまるっきり依存する生活を営んでおりませんので、被害は「緊急通話ができなくなった」人たちと比べて「こんなことが続くと困ったな」程度のもので済みました。
 
が、KDDIのデータ通信を利用してビジネスをしている人たちには影響が大となり、死活問題となったのです。
 
これがこの先、5Gの時代となり、自動運転や遠隔医療といったサービスに支障をきたすことになると、事は人の命の問題で深刻でございます。
 
今更ながらに私たちはデジタル革命という「砂上の楼閣」で…

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