衆議院選挙が終わりました。結果はご案内のように、自民党の圧勝という結果に終わっております。
選挙前はテレビメディアの全部、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞をはじめ雑誌メディアもこぞって反安倍でございましたが、戦いは見事自民党の大勝で終わったのでございます。
絶対的な第4の権力、と自惚れていたメディアが、ネットメディアの前に敗北したのでした。
しかし、選挙の終わった翌日からはまたぞろテレビ、新聞メディアは反安倍のフェイク報道一色となっております。
トインビーは「人間とは歴史に学ばない生き物である」と看破しましたが、まさしく日本のメディアの人間は幼稚園児のごとく「学ばない」人たちのようです。
その「学ばない」人たちが、同じく「学ばない」ことでは他の追従を許さない枝野さまを持ち上げて偏向報道を行っているのでございますから、何をかいわんや、でございます。
枝野さまが立ち上げた立憲民主党の主張とは、いかなるものでありましょうか。
その主張の無策ぶりは、目を覆うばかりでございます。
いかに安倍総理の手腕に期待しようとも、安倍総理とて人間でございます。健全な野党の存在があってこそ賢明な政策を行うことができるというものでございましょうが、安倍総理にとっての不幸は、その「健全な野党」の不在にあります。
これは今日の日本の不健全なメディアにも言えることでございますが、立憲民主党の掲げる主張の反原発、反憲法改正は、国民の利益を寄与するものとはとても言えない愚策でございます。
こうした無責任な主張を掲げて「反対のための反対」をこれから先も国会で繰り広げていくのかと思うと、なんとも情けない思いを禁じ得ないのです。
原発はエネルギー資源を持たない日本にとっては最後の生命線、砦、でございます。
1973年の石油危機の折に、日本中が騒然となってトイレットペーパーを買い求め奪い合った、あのあさましい様を目撃した人間にとって、エネルギーの確保の重要性は最優先との認識でございます。
石油危機を経験した日本は、この40数年余、原子力発電をベースロードのエネルギーとすることを目指してきました。
ようやく砂上の楼閣の経済から逃れることができた、と思った矢先の、福島の原発事故でございました。
しかし、残念なことにメディアの「羹に懲りてナマスを吹く」がごときの報道に影響を受け、日本は反原発のムードに染まってしまったのです。
95%の石油を輸入しているホルムズ海峡が、万が一戦争によって閉鎖された瞬間に、日本は崩壊しかねない状況でございます。
立憲民主党の枝野さまなどは「日本には備蓄が200日分あるから大丈夫だ」などと申されておりますが。人間の群集心理の怖さを知らない痴れ者のタワゴトでございます。
もし私たちが余命200日、と宣告されたら「余命が200日あるから大丈夫だ」と平然としていることができるでしょうか。
であればこそ、石油危機に再び襲われることがあっても、原発は必要なのでございます。
小池さまは選挙の開票日、おフランスに行かれました。
パリで環境問題の会議があるための出張とのことでございました。が、実のところは敵前逃亡でございます。
形勢が我が方に不利と見たためにおフランスに逃げたのでございました。
ズルイ女の真骨頂ともいえる行動です。
もともとはただ打算だけで行動する独りよがりな性格の持ち主でございました。それ故、20年もの期間の長きにわたって国会で活動していながら、これといった仲間を獲得することができなかった一匹狼でございます。
たまたま都議選に出馬して、古だぬきの自民党都議会議員を相手に判官びいきで当選するという幸運に恵まれただけ、でございます。
都民はせっかく都知事になったのだから、都政に専念してくれるものと信じて応援いたしました。それを何を勘違いしたのか都議選で都民ファーストが圧勝すると、国政へ打って出ることを考えられたのでございます。
都知事も満足にこなすことなく、あまつさえ築地の豊洲への移転が遅れたために1000億円の都税を無駄にしていながら、でございます。
そして国政での公約が「原発ゼロ」でございます。パリの環境問題の会議で原発ゼロを目指す小池さまは火力発電に頼ることで増え続ける日本のCO2の排出汚染による環境破壊について、いかように釈明されるおつもりでしょうか。
ただ耳当たりのいいことだけを言って、できもしないことを、さもできるかのようなホラを吹いているのが枝野さまや小池さまといった、どうにも始末に負えない輩の特徴でございます。
また、尖閣や北朝鮮の危機の問題を考える時、憲法9条を改正し、自衛隊の存在を明確に憲法上に規定することは当然のことです。
それでこそ20数万余の自衛隊員諸氏の、国に命を捧げる尊い精神に報いる道でございますのに、枝野さまは憲法9条の改正に反対を唱えられているのでございます。
正体は、この北朝鮮の危機が迫りくる中で、国民の命などどうでもよく、向こう受けすることだけを口にしているタワケモノたち、なのです。
更に許せないのは、選挙時においてもまだフェイク報道のモリカケ問題を話題にしていたことでございます。
朝から晩まで討論しなければならない「国難」とは「北朝鮮の核とミサイル」の問題ですのに、何をフザケたコトを言っているのか、でございます。
北朝鮮の問題はトランプ大統領と金正恩さまの問題ではございません。
金正恩さまの目的はただひとつ、金王朝の宿願である韓国の武力併合でございます。
その目的を達成するまでは、話し合いなど無用、が金正恩さまのお立場でございます。
日本のメディアはトランプ大統領と金正恩さまの間に入って仲介を、などと気が触れたようなことをホザいているのでございますが、武力での韓国併合だけを願ってこの30年間、食うや食わずで耐え忍んでやってきた北朝鮮に、なにをどう説得しろというのでございましょうか。
金正恩さまは核とICBMの開発の成功を手にして、米国との間で不可侵条約を結び、朝鮮半島のことは半島の民族に任せるべきであるとの主張で駐韓米軍を追い出すハラでございます。
そうなった暁には、核を持つ朝鮮半島の国と中国を向こうに回して、日本がいかに立ち向かうかが問われているのでございます。
こうした、国が滅ぶか否かの危機を眼前にして、この問題よりモリカケ・フェイク報道を最優先にして論じているとは、どういう神経なのでありましょうか。
あさましさにヘドが出る思いでございます。
いずれにせよ、選挙は終わり、自民党の大勝となったことはヤレヤレ、でございましたが、また「なんでも反対」の枝野ご一行さまの、「猿芝居」を見なければならないかと思うと憂鬱でございます。
また、小池さまは初心にかえられて、都知事の仕事に専念なさってくださるのでしょうか。
この度の希望の党の失速は、一言で言えば党首である小池さまの「自分だけが一番で、他人のために頑張ることが出来ない性格」がモロに有権者にバレてしまったことにございます。
「排除」します、しません、の話より、小池百合子という人間のエゴイズムが嫌悪感を与え、有権者の支持を失ったのでございました。
小池さまが前回の都議選の時と同じように、この度の衆議院選挙でやろうとしたことは、ボッタクリの淫売屋のヤリ手ママのヤリ口、でございます。
お店で働く女の娘のロクな教育もせず、誰でもいいからと集めてきて店頭に並ばせて客をとろうとしたのでございます。
そして客ならぬ有権者に「馬鹿にするな」と叱られた、といった顛末となったのでございます。
自分自身はお客へのサービスのなんたるかを知らず、喜ばせるテクニックも持ち合わせていない、人望、識見、優しさ、といった、人徳とは全く縁のない、所詮は一匹狼の夜鷹風情であったのでございます。
まったく目を覆いたくなるような、醜悪な人物でございます。
醜悪といえばもう一人、この男の顔は二度と拝みたくないと常々思っていた小沢一郎さまが、またしても当選なされております。
かつて東北大震災の時は、「放射能怖い」と京都に逃げて雲隠れをしてしまった意気地ナシでございます。
奥方が、こんな時こそご恩返しに、選挙民の皆さまを元気づけるために岩手に帰るべきだと説得しても、頑として「命が惜しい」と京都から離れることのなかった人でなしの裏切り者でございます。
あまりの自分勝手ぶりに奥方が腹を立てられて離婚に至った、という結末を迎えています。
今回の選挙の終盤戦に、丸山和也自民党参議院議員が小沢さまの本拠地である岩手に乗り込んで演説会を行われました。
その演説会の檀上で「あんな男に投票する人間は脳がおかしい」と述べられたのでございます。誠にごもっとも、と手前どもは大いに賛同するのでございますが、これに対して小沢一郎さまは「岩手県の全有権者を愚弄した」と憤りのコメントを出されたのでございますが、馬鹿も休み休み言え、の話でございます。
震災で被災した地元の選挙区民を見捨てて逃げたアナタこそ、有権者を愚弄した男ではなかったのか、でございます。
選挙が終わってささやかな願いは、あのアバズレ小池さまの顔を二度と見たくない、ことでございます。
松居一代さまと同じく、この手の人非人はもう沢山だから勘弁して欲しい、のでございます。
目が見えなくなりました。右目、でございます…