「義父の上京」

 

新年明けましておめでとうございます。本年は皆さま史上、最高の年であるようお祈り申し上げます。
 
昨年はコロナ禍でなにかと色々と大変なことがございました。これとて不幸と挫折は自分にとっての最高の良薬である、との覚悟を持って己の力に変えれば、かえって有難いことであった、となるのでございます。
 
誰もがそうした強い心を持つことはできないものですが、そうでも思わなければ押し潰されてしまうのが、只今の浮世ではないでしょうか。
 
全ては考えようによってどうにでもなる、との楽観的視点を忘れてはならないように考えます。苦労が全て自分の糧となるとの考えを持つことが叶うなら、不死身でございます。
 
極楽浄土はあの世にあるのではなく、現世でそうした不屈の思考を持てるなら、それは最高の幸せというものではないでしょうか。
 
腹を括って、全ての艱難辛苦をそう受け止めることができるように、己の心を鍛え上げていきたいものでございます。
 
視点を変えれば、もう駄目だと絶望しか見えない風景でも、考えようでいくらでも光差す一条の明かりを見ることができます。
 
日本経済は中国式国家資本主義の前になす術を知らず、もはや降参状態であるとの諦めの気持ちを持つ経済人が少なくありませんが、数字を見てみればまだまだ日本は捨てたもんじゃないことに気づくのでございます。
 
日本は借金も多いのですが、個人の金融資産も一人あたり1600万円と世界第2位の金持ちでございます。
 
その上、日本人の平均寿命は84.3歳で2位のスイスに1歳近く差をつけている世界一の長寿大国でございます。
 
GAFAMを有する米国ではございますが、このコロナ禍で1.8年も寿命が短くなってしまい、日本より7歳も縮んで77歳となっています。
 
赤ん坊が米国人より7歳も長生きできる世界一の長寿大国であり、個人金融資産は世界2位のお金持ちの国が我が国なのでございます。
 
自信喪失気味に、何かと言えば自分たちを自嘲する日本人ですが、まだまだ俺たちはイケるのだということを、この新年に改めて確認し、更なる飛躍へと励んでまいりたいものでございます。
 
これまでのいつもの年がそうであったように、振り返れば昨年も山あり谷ありのなかなか試練の多い年でありました。
 
何かに挑戦していれば、当然のように壁にブチ当たるのは当たり前のことと承知しておりますが、昨年暮れの大阪の雑居ビル火災での手前どものツイートが炎上しましたことにはいささか戸惑いました。
 
心療内科の薬依存の診察に警鐘を鳴らしたつもりでしたが、「犠牲者を馬鹿にしている」と大変な反発を喰らったのです。どこをどう読めば「そんな「犠牲者を馬鹿にしている」といった、ありえない解釈に行きつくのだろうかと呆れたものでしたが、炎上が他に飛び火しました。
 
今年の最初に…
 
 

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