「宮崎美子さまと、こんな風に…」

 

【大阪/京都 会場&オンライン・DVD発売記念トークイベント】
12月5日(土)
■14時〜 枚方蔦屋書店 会場&オンライン

ご予約は https://store.tsite.jp/hirakata/event/video/16496-1720381014.html

 
■19時〜 京都岡崎蔦屋書店 会場のみ
 
【トークライブ/東京】
12月12日(土)
■17時30分〜 浅草花劇場 片岡鶴太郎の「鶴やしき」 冬だ!師走だ!しわ坊主!
※ゲストで出演させていただきます。
 
 
 
 
 
 
宿南口のエスカレーター下の小さな広場を帰宅時、通り過ぎようとしたらパソコンを両手に持ち、輪になっている若者の集団がいました。
 
何事かしらん、と彼らが開いたパソコンの画像を覗いてみると、そこには養豚場や養鶏場が映っていました。
 
映像では養豚場で暴れる豚を飼育係が棒で大人しくするようにと叩いています。養鶏場では鶏の亡骸をドラム缶に投げ入れていました。
 
畜産農家であればどこにでもある見慣れた風景です。こうした画像をどうしてこの若者たちがわざわざ大都会東京のど真ん中でパソコンに映し出し見せているのだろうと不思議な気がしました。
 
すると30代の痩せた女性が近づいてきて「どうですか、残酷でしょう」と問いかけてこられたのです。
 
残酷といえば残酷ですが、相手が豚や鶏であれば、犬や猫のペットではなく食用に供するものでございますので、残酷とまでの印象を持つことがありませんでした。
 
「別に残酷とは思いません。こうした場面だけを切り取って見せれば悪い印象を持つことになるかもしれませんが、養豚家や養鶏家も悪意でやっている訳ではないのだと思います。
 
それよりも私たちに貴重な動物性たんぱく質を届けてくれている有難い存在だと感謝しています」と申し上げました。
 
すると件の痩せ型の30代女性が「こうした可愛い動物たちを殺して食用にしているというのは、人間の傲慢です。私たちはなにも、可愛い動物たちを犠牲にしてまで食べなくても健康に生きていけるのです。私みたいに」と申されるのでした。
 
「私みたいに」と申される痩せ型の30代女性は、外見から拝見する限り、肌の色艶から見ても、それほど健康には見受けられませんでした。
 
が、ご本人はベジタリアンこそ最善と考えられている思想をお持ちのようでしたので、そのことにあえて触れても益ないことと口を閉じました。
 
「こうした動物たちに与えている食べ物(餌)を、貧しい子供たちに届けたらどれほどの飢餓の危機にある幼い命が救われるとお考えですか」と畳みかけられてきたのです。
 
彼女のバックに新興宗教のニオイがしました。かかわってもロクなことはないことはわかっていましたが、お節介な性分が口を開かせたのです。
 
「確かに貧困の生活の中で、日に一度の食事を満足にとることができない苦境の淵にある子供たちが世界に何億人もいることはわかっています。しかし、畜産の必要性を否定することは間違っています。世界には、それによって生計を立てている何百何千万の人たちがいます。
 
また、発育盛りの子供たちにとっては、そうした畜産業者によってもたらされる動物性たんぱく質がどれほど必要な栄養源であるかわかりません」と申し上げると、痩せ型30代の女性は「私はそうしうた動物性たんぱく質をとらなくても、こうして元気で生きています」と再び胸を張られるのでした。
 
胸、といいましても失礼ながら動物性たんぱく質を取る機会がないために、ペチャンコの洗濯板に見えたのはお気の毒なことです。
 
ペチャパイ洗濯板女史は「アマゾンの密林の現状をご存知ですか。あなたのおっしゃる“畜産業が必要”との理由で環境が破壊され、地球温暖化の原因を作っているのです」と、これまで何度も繰り出してきたに違いない、必殺と信じるカウンターパンチを放ってきたのです。
 
「アマゾンの密林の行き過ぎた開発は是正しなければなりませんが、畜産業が発展したことで、私たち人類が健康体となり、疫病や結核、その他の病気を克服できたことは確かです。
 
動物性たんぱく質が今日のようにふんだんに行きわたることがなかった江戸時代末期の日本人の寿命は今日の半分の40才でした。それが動物性たんぱく質を豊富に取ることができる時代となって、日本人は世界一の長寿大国になったのです。
 
有難く頂戴することを忘れずに動物性たんぱく質をいただくのであれば、何も問題ないのではないでしょうか」と申し上げると、件の痩せ型ベジタリアンは小バカにしたような顔をして「よくご存じですね」とナメたことを口にしたのでございます。
 
ハナからこの痩せ型ベジタリアン30娘は手前どものことを、その外見から「ホームレス3日前」と小バカにしていた様子でございます。
 
それが、口を開けば一丁前のことを並べ立てたので、いささか驚いたようなのでございました。
 
「あなたもご存じのように、あの14億の人口を擁する中国でも、一日3食を食べられるようになったのはここ20年のことです。それまでは今の北朝鮮の人たちのように一日一食程度が精一杯でした。
 
世の中は一直線に理想の世界を築くことができません。前進の歩みは一歩、一歩、一歩、なのです。
 
アフリカ大陸でも2日に一度、3日に一度の食事しか口にすることのできない子供や困窮者が何億人もいます。まずそうした人たちが満足に三度三度の食事をとり、健康に欠くことのできない動物性たんぱく質を届けることができて初めて平和がやってきます。
 
先に成功を手に入れたからといって、アフリカ大陸の人たちにまでベジタリアンの生活を説くのは傲慢というものではないでしょうか」と申し上げると、ベジタリアン30女の傍に仲間と思われる長身痩せ型の男が近づき、その袖を引きました。
 
「こんなオヤジを相手にしているよりも、落としやすい若者にターゲットを絞った方がいいよ」というかのような態度でした。
 
手前どもとて、それほど変人でも人恋しいワケでもありません。通りすがりに不意打ちを喰らったごとくに話かけられたから応じたまでです。
 
これでも講演料をいただいている立場でございます。これ以上一銭の足しにもならない相手と悶着していることはないと、その場を離れました。
 
それにしても公衆の場で突然、「豚や鶏が暗殺される刺激的シーンを見せられたら」純粋な若者はひとたまりもなく祝福されるのではないか、と、そのヤリ口のあざとさに恐れ入ったのでございます。
 
この前までは大きな西洋犬を3匹引き連れ「この子たちを虐殺から救ってください」と募金活動をしている謎⁈の集団をよく駅前で見かけましたが、手前どもには「オレオレ詐欺の新たな一種」としか思えず、なんとも不快な気持ちになったものでございます。
 
 
 
 
 
貧困といえば、先週土曜の夜、NHK、Eテレの放送で、人気の美女タレント、サヘル・ローズさまが故国イラン近くのグルド地区の難民集落を訪ねるドキュメンタリー番組を拝見しました。
 
ご存知の方も多いかと存じますが、サヘル・ローズさまは故郷のイランが戦禍にまみれた8歳の時、両親を喪い孤児になりました。
 
が、戦禍の中で幸いにして彼女を我が子として育ててくれる優しい養母との出会いがあり、今日は養母ともども来日し、日本でタレント活動をなされています。
 
養母は只今は癌闘病中ですが、サヘルさまは養母のためにマンションの一角の土地を借り、そこに養母の好きなバラの花を植えて、小さなバラ園を開いています。
 
養母はそのバラに水をやることを生き甲斐の日課として暮らしているのでした。
 
養母はサヘル・ローズさまと出会った時…
 
 
 
 
 

この続きは「まぐまぐ!」でお読みください…

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