「愛国者となった理由」

 

この日曜日の昼、毎週放送されているテレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」に京都大学の上久保教授がご出演されました。番組の中で上久保教授は「新型コロナウイルスのS型は昨年の10月頃から、以後K型、G型と続いて本年の3月頃まで日本国内で感染流行となり、今日では日本人のほとんどがどちらかの新型コロナに既にかかり、多くの国民は集団免疫を持っている。よって殊更マスクをせずとも、社会的距離にこだわらないでも大丈夫です」とのお考えを発表されたのでございます。
 
もとより、ただの風邪もどきに過ぎないものを過剰なまでに恐れて自粛し、GDPがこの4月16日で約27.8%もマイナスとなる異常現象を起こしていることが大間違いでございますが、然るべき立場におられる専門家の上久保教授の御説は、通年のインフルエンザの犠牲者1万人に比べ、コロナの犠牲者は10分の1に過ぎないというデータを見ても、実に説得力のあるものでした。
 
本来ならば、こうした発言は国の政治を司る政治家や県長が発して当然なことでございますが、テレビメディアが流布した「コロナ怖い」の洗脳を受け、「怖い、怖い」と集団ヒステリーを発症するのみとなっております。
 
かつて大東亜戦争の時も、鬼畜米英を煽る便所紙朝日らのメディアに負け「赤信号、皆で渡れば怖くない」と無謀な戦争に突入し、日本中を焼け野原にした時のような「それを言ったら除け者にされる」の空気に阿る視野狭窄の思考が、75年の時空を超えて再び日本にはびこっています。
 
同じテレビ朝日の朝の「モーニングショー」ではコロナ教ガキ大将玉川さまや、コロナ熟女ボッタクリバー晴恵ママが連日「コロナ怖い」の恐怖をまき散らし、視聴率稼ぎに狂奔しています。
 
公共の電波を扱うテレビ局は不偏不党であることが求められています。であれば「コロナなど少しも怖くない」との真逆の反論を試みる上久保教授を同番組スタジオに招き、論を戦わせていただきたいのでございますが、テレビ朝日モーニングショーはそうした「不偏不党」のバランス感覚を発揮することをしません。
 
何故なら自分たちの正体が「コロナ怖い」の扇動屋にすぎないことが明らかになるからです。「王様は裸だ」との指摘を受けたくないのです。
 
このまま日本中に「コロナ怖い」の空気をはびこらせ、一日でも長く視聴者をたらし込み、視聴率を稼げればいい、との悪辣な魂胆に支配されています。
 
自分たちの視聴率稼ぎのために、「日本滅んでください」のコロナ半グレチンピラ玉川と、コロナ熟女ヤンキー晴恵ママ、腹黒茶坊主太鼓持ち羽鳥さまの「メディアコロナ極道三羽烏」は、「コロナ怖い」の恐怖を煽る宴をいつまで続けていくつもりでしょうか。
 
このコロナ禍で改めて思ったことは、日本を堕落させる元凶はテレビメディアであることを痛感したのでございます。
 
中国では武漢のプールに若者が2万人集う映像がネットに流されました。誰一人として、もはやマスクを着用していません。
 
中国の政府の広報官は「これは中国人民は新型コロナウイルスに勝利した証拠である」と高らかに勝利宣言をいたしました。
 
中国では日本のようにメディアで「コロナ怖い」などとSNS等でいたずらに恐怖を煽ることは禁止されています。
 
実際には広報官の言うように中国で新型コロナが完全に撲滅されたわけではありません、が、人民は当初流布されていたほどに新型コロナに罹っても危険ではないことを、身をもって感じたのです。
 
だからもう、必要以上に新型コロナを恐れたりすることなく、日常生活を取り戻しています。
 
その結果、この4月16日、世界各国のGDPが日本をはじめとする先進国が軒並み30~40%もダウンしている中で、中国一国のみが3.2%のプラスに転じているのでございます。
 
東京製鉄が中国から10万トンの製鉄の注文を受注しました。ここ十数年、中国国内で鉄の生産体制は需要を大きく上回り、供給過多が問題となっていました。
 
ところがここにきて、国内での建設プラントの需要が沸騰し鉄不足に陥り、東京製鉄に10万トンの注文が舞い込んだのです。
 
この一点を見ても、いかに中国経済がコロナ禍から素早く立ち直り、経済が活性化しているかがわかります。
 
が、比べて我が国では依然として朝から晩までテレビメディアは「大変だ、大変だ」と不安を煽り、人々は自粛を余儀なくされています。
 
テレビメディアは、日本をどん底の地獄へと陥れるのが目的なのかと疑いを持つほどに、「怖い、このままでは大変なことになる」の煽りを止める気配がありません。表現の自由の名のもとに、日本の国が潰れるような情報操作を止めようとしないのです。
 
これまで私たちは民主主義国家の自由な選択の出来る社会こそ豊かな繁栄の礎となるものと信じてきました。
 
が、自由な報道に名を借りて国を滅亡させようと企むごとき不届きなテレビメディアの悪行非道を見るにつけ、果たして民主主義国家の自由が、中国のように国中が一丸となって目的のために邁進する帝国主義国家に勝つことができるか、甚だ疑問に思えてくるのでございます。
 
 
 
SNSなどで発信していますと、よく「監督は右翼ですね」と言われることがあります。
 
また、少なからずの人々は手前どものことを右よりもっと右の「国粋主義者」と思われているようでございます。
 
手前どもが6年前からはじめたツイッターには現在12万人のフォロワーがおりますが、その中には「右」がかりの教養人が少なからずおられる気配でございます。
 
が、手前どもは「右翼」ではありません。勿論、左翼ではありませんが、思想信条においてはまったくのニュートラルでございます。
 
いくつかの新聞雑誌にも連載させていただいておりますが、「左」の夕刊紙から「右」の月刊誌までご依頼いただくままにお仕事させていただいているのを見れば、右でも左でもないことはご理解いただけるのでは、と存じております。
 
しいて自分に思想的な色をつけるとすれば、キザな言い方で恐縮ですが「愛国者」といえるのでは、と考えます。
 
手前どものような戦後生まれの団塊世代は、GHQの方針を受けて「愛国」とは無縁の教育を受けてきました。
 
日教組が跳梁跋扈して小学校や中学校でも日教組の活動家による「校長、教頭」のつるし上げが日常的に行われ、そのために度々教室での「自習」が行われておりました。
 
中学1年の時に行われた地方選挙の折には、担任の数学教師が一時間授業を行わずに「何故日本は社会主義でなければならないのか」と熱く語り、「今度の選挙では、お父さんやお母さんに、社会党か共産党に入れるようにと先生が話していたと伝えなさい」との指導を受けました。
 
日教組の勢力が衰退した現代では考えられないことですが、あの頃の学校の教室や職員室には平気で赤旗が立てられていたものでございます。
 
そうした「左翼教育」の甲斐あって、私たち団塊の世代の多くは「左がかりの思考」を尊いもの、正義、と考える傾向が今日も続いております。
 
便所紙朝日を支えている読者層はそうした「反日教育」をまともに信じた60歳以上の熟年世代でございます。が、手前どもは「右」や「左」には全く関係ないノンポリの人生を歩んでまいりました。
 
学歴や資格や閨閥など全くない、無い無い尽くしの立場でございましたので、ただ汗を額に流して働くだけで「思想信条」のことなど考える余裕などないままに生きてきた、といったところが正直なところでございます。
 
 ただ両親が…
 

 

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