「村田英雄「王将」を歌った父と子」

 ◆片岡鶴太郎×村西とおるトークショー 開催!
4月25日(土)17:30開演 
片岡鶴太郎の「鶴やしき」第3回 春だ満開!!貝の笛
場所:浅草花劇場
チケット問合せ:KMミュージック045-201-9999 

安倍総理は東京五輪、パラリンピックは予定通り開催したいと述べられました。

他人の不幸は飯のタネとしているゴキブリメディアが「怖い」「万が一」と騒いでいるさ中、どうして開催が可能だというのでしょう。

コロナの特効薬やワクチンが出回ることが予想されている2年後の開催、というのが順当なところではないでしょうか。

いくら踏ん張ってもウ〇コメディアが放つ臭い放屁には勝てないということなのでございます。

相も変わらずメディアは朝から「コロナ怖い」の一色でございます。

中でも目立っておられるのは感染学がご専門の岡田晴恵さまでございます。

この頃では連日のようにテレビ出演をなされておられるのですが、途方に暮れたような遠い目をなされて「実に恐ろしいことです」と不安を煽る姿がスッカリ板についておられます。

いくらテレビ局の要請とはいえ、まるで地球が終末を迎えるがごとき悲観的言説はいかなるものかと思うのですが、ご本人は大真面目で「大変なことになる恐れがあります」と視聴者を震え上がらせるような刺激的言葉を吐いて過不足ないのでございます。

連日、まるでテレビのレギュラー番組に出演しているように登場なされる晴恵さまでございますが、一度として同じ洋服をお召しになられているところを拝見したことがございません。

すっかりスター気取りで、そのアカデミー賞級の「途方に暮れる演技力」で芸能界デビューなどもお考えになられておられる気配でございます。

しかしながら、上手の手から水が漏れるという言葉がありますように、ここのところの晴恵さまの、危機を煽って言い募られる言葉には看過できないものがございます。

晴恵さまは出演なされたテレビ番組で「コロナウイルスはどのくらい危険なのでしょうか」の司会者の問いに、迷うことなく「日本では20万人は死にます」と断言なされたのでございました。

それもモノ知り顔の得意げにでございます。

「ある統計によれば」という前置きがあったにせよ、「20万人が死にます」と周囲がザワつくようなことを口になされて臆面もないのでございます。

「ある統計によれば」との断わりを入れておられるのですが、その統計とはいかなる根拠に基づき、どこから出されたものであるかの出所をハッキリすることなく「20万人が死にます」と断言なされたのでございます。

感染学者の間で、今回のコロナウイルスについては様々なる見解がございましょう。

確かに「20万人が死ぬ」との統計を出されている専門家や研究機関があるかもしれません。が、逆に「それほど大騒ぎをすることのない通常のインフルエンザの一種に過ぎない」との専門家医もおられます。

こうした多様な見解のある事象に関しては、できるだけ科学者や専門医である立場の人間はバランスのとれた発言を心掛けることが求められるのでございますが、スター気取りの晴恵さまは敢然と「20万人は死にます」と言い放たれているのでございます。

なんという悪魔のごとき無責任なことを口にして人心を惑わしているのだろうと、呆気にとられています。

今回のコロナウイルスは中国では4000人近く、イタリアでも1500人がお亡くなりになっていますが、日本では28人となっています。

中国と比べて200分の1に押さえ込まれているのは日本の高度な医療システムと国民の公衆衛生に対する健全な環境意識の違いの賜物でございます。

そうしたことを考慮することなく、晴恵さまは中国やイタリアでの犠牲者のデータをもとに「20万人死亡」という数字を何故一人歩きさせているのでしょう。

統計的に見れば感染死亡者が日本の約150倍の中国では晴恵さまの「最悪」の言葉を借りれば3000万人の死亡者が出ることになります。

もはや4000人弱で終息宣言を出そうとしている本家本元の中国を後目に、何故医療先進国の日本で「20万人の死者が出る」との乱暴な数字を叩き出しているのでありましょうか。

晴恵さまは、日本人には手洗い、うがいの公衆衛生の環境もなく、自己免疫力も脆弱でコンビニでコロナウイルス入りの飲料水を買い求め、日常的に鯨飲しているとでもおっしゃるのでしょうか。

まったくこうしたスター気取りでロクデモナイ風評被害をまき散らす罪深き扇動屋の存在こそが、この度のコロナ騒動の元凶なのでございます。

政府はインフルエンザ対策特別措置法を通されましたが、安倍総理は「まだ緊急事態宣言を出す状況ではない」と記者会見で語られました。

しかし中小零細企業にとっては、今日か明日かの緊急事態でございます。

世間ではこのコロナ感染がおさまるまでは約1年ほどかかるのでは、との観測がございますが、中小企業にとっては、とても1年後まで待っておられる状況ではないのでございます。

経済の悪化に向けては「一気呵成にこれまでにない発想で思い切った措置を講じたい」と勇ましいことを口にされているのですが、具体的に何をどうする、いつまでに、といったことは示されておりません。

まるでゴールポストを自在に動かすパン喰い競争に参加させられているかのごとき状況の、飢餓状態の中小零細企業でございます。

中小零細企業者はワラをもつかむ思いで政府の大規模支援を待っています。「自粛を」と呼びかけたのは政府でございます。

その結果、多くの中小零細企業は被害を受けました。お互いさまで仕方がないからと、このまま家族離散や住む家を失うわけにはいかないのです。

まったく法的根拠もなく、やみくもに具体的エビデンスも示すことなく「自粛要請」をしたのですから、その結果に責任をとってもらわなければ困るのです。

もとより中小零細企業の従事者は親方日の丸に期待するところは何もなく、自助努力を是とする誇り高き人々でございます。

が突然やみくもに「自粛要請」なるビーンボールを投げられ負傷したからには、その責任をとってもらわなければなりません。

助けてくれ、と言っているのではありません。

責任を取ってくださいと言っているのです。世界中がコロナ感染の被害を受けているから、との逃げ口上は通りません。

だって日頃から国民皆保険による我が国の世界に冠たる43兆円もの巨額な医療環境を誇られていたのですから、いざとなったら血迷った挙句の「自粛要請」には責任を取ってもらわなければなりません。

本来ならば国民に冷静であることを呼びかけ、具体的で科学的な数字を示し、通年のインフルエンザの時となんら変わらないとの広報活動に全力を捧げ徹底すべきでした。

が、政府はロクデナシメディアの「危うい」「万が一」の扇動情報に国民が日々凌辱されていくのを報道の自由をタテに傍観していたのでございます。

その結果、マスクやトイレットペーパーはコンビニや薬局、スーパーの店頭から消えています。

1973年の石油危機の時の「我先にのエゴイズム」が47年の歳月を越えて再び「花開いた」のでした。

トイレットペーパーはほとんど国内産で、工場の倉庫には山積みされているから安心を、との報道がなされても、一向に店頭からトイレットペーパーは消えたままの状態が続いています。

これらは流通が追い付かないことが原因だといわれています。

手前どもから申し上げれば、怠慢でございます。コンビニや薬局、スーパーは日頃、「地域住民の生活向上に貢献する」などと立派なことを口にされておられます。

こうした時こそ、その立派な「お客さまあっての商売」の精神を発露すべき絶好のチャンスでございましょう。

流通の車の手配がつかないならば、有志を募って数店舗で4トン車をチャーターし、キャラバンを組んでトイレットペーパー工場に行き、荷を積んで店頭に商品を並べ、文字通り豊かな消費生活に寄与できるものでございますのに、そうした努力を見せることがないのでございます。

ただ長いモノには巻かれろとばかりに、お客の困った顔には知らんぷりでございます。

いざというときにお客の生活を守れずに、よくも大きな顔をして24時間煌々と灯りをつけて商売をしているな、でございます。

阪神大震災の時、ローソンのオーナーでもあった中内功氏は「商品がなくても店の灯りをつけておけ」と大号令をかけました。そうした志ある経営者の不在を嘆くのです。

この度のことが無事におさまっても、またいつか、私たちの市民生活を脅かすような危機がやってまいりましょう。

それは石油危機か、エネルギー不足による電力の危機か、自然災害による食料危機か、それとも別のウイルスによる健康被害の危機かわかりませんが、その度に日本が終わるような周章狼狽をしていては、どうにもなりません。

国民に求められているのは覚悟でございます。

私たちはリスクのない社会や人生を生きることはできない、という哲学を持たなければならないのです。

この度のコロナ問題でも、かつてのフクイチと同じように「リスクゼロの信者」たちが大騒ぎをして危機を煽っています。

しかし私たちは本当にリスクゼロの社会で生きることができるというのでしょうか。

目標を高く掲げることは理想であっても、現実離れした目標では「人間は100メートルを5秒で走れる」を掲げるごとくにバカげたことにすぎません。

私たち人類の歴史は、リスクをものともせず、挑戦することで進化を遂げ、今日の繁栄を築いてきました。

リスクを怖がり、リスクから逃げていたのでは発展もなくやがて滅びる運命となるだけでございます。

リスクを恐れず挑戦する、そうしたDNAが刻まれて、私たちはここにあることを忘れるべきではありません。

「リスクゼロ妄信者」に惑わされ、「怖い怖い」とダチョウのごとくに頭を砂の中に突っ込み引きこもっていては、いずれ自滅する道しか残されていないのです。

私たちはリスクを恐れず、ピンチはチャンスだとの気概でこの国難ともいえる難局を乗り切れる民族であることを信じて疑いません。

ご同輩、たじろぐことなかれ、でございます。

先週の木曜日、新宿紀伊國屋本店にて「人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる」(2月29日発売祥伝社新刊)の出版記念トークショーを開催させていただきました。

当日は…

 

 

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