先週金曜日の夜、東京のなかのZEROホールで、手前どものドキュメンタリー映画「M/村西とおる狂熱の日々」のプレミア試写会を開催いたしました。
当日は北海道から仙台、名古屋、京都、大阪といった遠方から、わざわざこの夜のためにお越しいただいたお客さまで、会場が満席となりました。
イベントの方も大変ご好評を博し、会場閉鎖後の午後11時半過ぎまで会場入り口でのファンの皆さまとの2ショット撮影会となりました。
皆さまからは心温まる励ましのお言葉をたくさんいただきました。
感激のあまり目頭を熱くしたものでございます。
この場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。本作は若干の修正を加えて、来年から世界の映画祭へ出品し、国内での凱旋記念公開を予定いたしております。
その折には全国の皆さまにもご覧いただけることと存じます。
厚かましくて恐縮ですが、その際は何卒ご高覧賜りますよう、伏してお願い申し上げる次第でございます。
何故先に海外の映画祭に、と申しますと、悲しいかな国内ではAVということで負のフィルターがかかってしまい、正当な判断をいただけないと考えたのです。
海外では日本のエロティシズムは注目の的です。まず海外の皆さまに見ていただくことで評価を得て、その後日本での公開を行った方が合理的ではなかろうか、と思いました。
ただ、海外で手前どもの独特な言葉の言い回しや表現内容がどこまで訳を通じてご理解いただけるか、との不安は残るのでございますが、しかし、映画本来に期待されている「見たらスカッとして晴れやかな気分になれる」を存分に味わっていただけるものと確信いたしております。
会場で特に目についたのは、中国や香港、台湾から日本の映画を勉強に来ている留学生諸氏でした。
記念の2ショット写真を一緒に撮影した折に「お国では絶対に見ることができない映像でしたでしょう?」と中国人留学生に話を向けると、青年はコクリと頷き、目を大きく見開きながら「その通りです」と頭を大きく上下に振られたのでございました。
アダルトビデオはこれまでたくさん見てきたはずの彼らでも、その製作現場の裏側をあますところなくご披露した本作は、とても刺激的なものであったようでございます。
夜11時半を過ぎていましたが、共にそれぞれに「毛沢東バンザイ」「オ〇ンコバンザイ」の大きな声を上げたのでございました。
前述したように…
(※Photo by 永瀬白虎)