私たちのW杯サッカーが終わりました。
ご案内のように日本がベルギーに惜しくも3対2で負けたのでございます。
試合前にベルギーの放送局でサッカー番組が放送されている様子が紹介されていました。
サッカー評論家と称する、5~6人の人間が出演し、日本戦の予想を解説していましたが、それぞれが「日本なんかに負ける訳がない」との嘲りを口にしていたのでございます。
これを見て「ふざけるな」との愛国心が燃え上がりました。
こんな侮りを受けては、なんとしても勝たないことには日本人の面子が立たない、との怒りを持ったのです。
果たして結果はご承知の通りとなりました。なんとも無念な結果でございます。
しかしながら、あのベルギーの放送局の番組に出演していたチョコザイな評論家どもに一矢報いることになったのは確かです。
ここで私たち日本人が受け止めなければならないのは、日本チームの明らかな実力不足でございます。
が、その中でも選手たちは持てる能力を精一杯に発揮して、やれることはやったと思います。
実力不足の結果を受け入れることは心底悔しいですが、負けは負けですから仕方がありません。
これからはこの悔しい敗戦を糧として、もうひと頑張りもふた頑張りもしていくしかないと思います。
ただ、救いは、ボロ負けするような惨めな試合は一つもなかったことです。
ひと昔前の日本チームであれば、世界の強豪チームと戦うと目もあてられないほど、ボロ雑巾のようにコテンパンにやられるのが通例でございましたが、そんな試合がなかったのは何よりでした。
日本チームのサッカーは確実に進歩していることを実感しました。
人生で成功するには何においても手を抜かないこと、でございます。
日本代表チームの選手諸氏が届けてくれた、この2週間のエキサイティングな時間に感謝し、心からご苦労さま、ありがとう、そして更なる精進を、と申し上げたく存じます。
日本の喫緊の課題は「人口減少」問題であることは論を俟ちませんが、お隣の中国でも、人口問題は国の行方を左右するほどの大きな問題となってございます。
これまで中国は急増する人口に歯止めをかけようとして長く一人っ子政策をとってきました。
が…