「セクハラ、パワハラ問題・お笑いの神髄」

◆祥伝社新書「禁断の説得術 応酬話法」
https://www.amazon.co.jp/dp/4396115318

下記書店にてサイン本を書かせていただいております。
ジュンク堂書店池袋本店さま
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◆「実話ナックルズナイトVol.5」に出演いたします。
4月5日(木)
新宿御苑ROSSO
18時開場/19時開演
入場料:¥2700+1D
ご予約:https://form1ssl.fc2.com/form/?id=68c614edfdc73b0e

栄監督のパワハラ問題で、所属する至学館大学の女性学長さまが会見を行われました。

辺りを睥睨する女王陛下のごとく、その「女偉丈夫」な佇まい、歯に衣着せぬ物言いに圧倒されました。

知人のM男は「もっと激しく罵ってほしかった」と上気した顔を見せたものです。

加えて栄監督はセクハラ問題でも騒がれています。事の真贋は部外者のエロ事師風情にはあずかり知らぬことですが、こうしたパワハラ、セクハラ問題は当事者でも難しい問題を含んでいます。

たとえば性愛時にお相手女性の足の指を舐めたとします。「私の穢れた足の指を舐めてくれた愛しい人」と更に燃え上がり、シド濡れる女性もいれば、「そんな汚いところを舐めた口でキッスをされたらバイ菌がうつる」と眉をしかめる女性もいます。

同じ表情を見せるのは、事後シャワーを浴びている際にお財布の中に福沢諭吉の小遣いが忍び込んでいるのを発見した時の喜びの表情ぐらい、でございます。

ある人間に言ったことがパワハラと受け取られ、別の人間に同じことを言えば「愛のムチ」と感謝される、といったほどに、言ったり行なったりする人間の側よりも、受け取る側の心の持ちように左右されるのが、この「セクハラ、パワハラ」問題の難しいところでございます。

手前どももこの「パワハラ、セクハラ」問題には日常的に悩まされてきました。

あるAV女優さまに「今度暇ができたら一緒にお食事に行こうよ」と電話番号を聞いたことがあります。

あくまでも社交辞令で聞いたまでのことでした。ちなみに手前どもは仕事のお付き合いで食事に行く、といったことをほとんどしたことがありません。

一緒に食事に行って飯でも食べなければ仕事がうまく回らない、などということは全くないからです。

また食事に行ったり酒を飲んだりして新しい仕事が決まったという経験も全くありません。

仕事の話ならコーヒーを飲みながらで十分なのです。

せっかくの美味しい食事を仕事の話で台無しにするなんて、勿体ないことに思えて仕方がないのです。

酒を飲んだり好きな食べ物を食べる時は気の合った同士が一番です。

そういうワケで、「今度一緒に食事に行こう」の言葉は礼儀作法に過ぎなかったのですが、件のAV女優さまはそうは受け取らなかったようでした。

その後に受けたアダルト系雑誌の取材で「これはオフレコなんですけど、あの駅弁スタイルで有名なM監督にプライベートに誘われたことがあるんです。一瞬本家本元の駅弁ってどんな味か確かめてみようかな、と迷ったんですが、それ以上のことをされそうでお断りしました」と彼女は告白されたのです。

「駅弁スタイルで有名な監督」といえば、「イエスといえば高須クリニック」と同じく、手前どもと相場が決まっております。

さぞかし読者は「仕事だけで飽き足らず、プライベートでも駅弁をしたがるスケベ」とのイメージを持たれたはずでございます。

スケベ、と思われるのは名誉なことですが、誰彼構わず仕事の延長線上でオ〇ンコに誘っている、と思われるのが癪でなりませんでした。

他人の口に戸は立てられません。それ以来、AV女優さまには電話番号を聞くことをしないようにしました。

誤解が誤解を招いて、そのうち「村西監督と仕事をしたら、その後には必ずプライベートSEXが待っている」との風評でも立てられたらたまったもんじゃない、と考えたからです。

しかし、こういった可愛い話ばかりではありません。

笑い話では済まない経験があります…

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