「日本映画の漂流」

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秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さま(25)がご婚約に向けて準備を進められていることが明らかになってございます。

お相手は小室圭さま(25)でございます。

お二人のなれそめはご案内のように眞子さまが国際基督教大学(ICU)に在学中の時に小室さまと出会われて愛を深められ、この度のご婚約となったと伝えられております。

小室さまは眞子さまとお付き合いなされて一年足らずで結婚を申し込まれたとのことでございます。

なんとまあ、怖いもの知らずの情熱のたぎり、でございましょうか。

小室さまは眞子さまがイギリスに留学中も一人でイギリスに行き、愛をはぐくまれてございます。

なんとも猪突猛進の青年らしい一途な小室さまなのでございます。

小室さまは民間の方でございます。

お母さまと祖父とでの3人暮らしをなされておられます。

父親は小室さまが幼い時にお亡くなりになられて、お母さまが女手一つでお育てになられました。

母と息子の仲は良く、勤務先の会社に行く朝は、ケーキ店に勤める母親と一緒に出勤するとのことです。

小室さまは片親ながらも平凡な家庭で母親の愛に恵まれて育った好青年でございます。

その人柄は、都内の勤務先で報道陣の取材に答える真摯な姿勢に如実に現れておりました。

眞子さまは、よくぞこの好青年を見初められたものと、国民はこぞって好ましく感じたのでございました。

以前、小室さまのお母さまは横浜の自宅近くにある、息子の圭さまがアルバイトをしていたフランス料理店の経営者に次のように語られています。

「圭はお父さんが亡くなった時から”お母さんは僕が守る”と言ってくれた。私が落ち込んでいると”僕がいるから大丈夫だよ”と励ましてくれ、”社会人になってもお母さんのために頑張る”と話してくれた」とのことでございます。

小室さまはこのフランス料理店や中華料理店での皿洗いの時給800円のアルバイトをしながら勉学に励まれ、大学を卒業なされた苦労人でございます。

しかしその人柄は明るく母思いで、子供の頃から人気者でした。

ナイスな笑顔で周囲を和ませるムードメーカーで、幼き日の小学校の校内のコンサートでは、習っていたバイオリンの腕前を披露することもあったといいます。

ご婚約が明らかになって、小室さまの友人、知人から小室さまに対する人物評がメディアに寄せられましたが、いずれも「好青年、小室さま」の人間性を讃えるものでした。

あぶり出されたのは、誰からも愛されるキャラクターで色々な人に感謝の気持ちを欠くことのない人間性であったのでございます。

よく「親の顔が見てみたい」といわれますが、小室さまのお母さまのお顔ほど「見てみたい」と熱望したお顔はありませんでした。

週刊誌でチラリとご尊顔を拝しましたがまさしく麗しき昭和の日本女性のたたずまいをみせられておられました。

この母あってあの息子あり、と納得できたものでございます。

こんな青年が現代の日本にいたものだ、と人々を感動させた小室さまのお人柄は、お母さまの躾の賜物なのでございます。

夫亡き後も自ら仕事をして父と息子の3人家族の家計を支えながらそのやりくりの中で幼き小室さまの情操教育に情熱を傾けられ、ピアノ、バイオリンを学ばせていたのでございました。

将来を見越して英語教育の必要性にも覚醒され、学費が年間200万円は下らないといわれるインターナショナルスクールに通学させ、世界への目を開かせるきっかけづくりをなされておられます。

お住まいは横浜のマンションの約50平方メートルのお部屋でございます。

50平方メートルといえば8畳2間と10畳のダイニングキッチンに風呂とトイレと玄関がついた程の広さでございます。

失礼を顧みず申し上げれば「マッチ箱」の広さ、でございます。

そこで息子と母とその父の3人家族が寄り添いながら生活をなされてきております。

評価額にして3000万円の、実に庶民的なお住まいでございます。

生活のきらびやかさよりも、小室さまの心のきらびやかさにお金を使われたお母さまでございました。

まさに、この母ありてこの子あり、でございます。

普通でしたら我が子が皇族を嫁に迎え入れることになることを知れば、恐れ多いことと頑なに親族は拒まれることになるものでございましょうが、息子が愛した女性であれば、とその思いが結実することを優先されたお母上の心の内を思う時、その母心に敬意を表さずにはおれません。

母心といえば一方の眞子さまの母上である紀子さまもまた天晴れな賢夫人でございました。

この頃ではどこぞの東大卒の女優さまに見られるように、純粋に「愛すること」よりも富豪であることを結婚の前提となされている姫君が見受けられます。

結婚相手はアチラコチラの女性に4人も子供を産ませた挙げ句、200億円の財産を持ちながら月の養育費の2、3万円をも惜しむドケチなロクデナシであることが明らかになっているのでございますが、眞子さまがこうした成金の勘違いの若僧を選ばれることがなかったことは何よりでございます

市井の大学教授の娘でありながら秋篠宮殿下との学生時代からの愛を育んでめでたく結婚へとゴールインなされた紀子さまの自らの体験を元に「何よりも愛を優先する」子育て教育の成果でございました。

先の天皇陛下のご息女清子さまも、母親一人の質素な東京都庁に勤める青年の家に嫁がれております。

華美を嫌い、人間らしく生きることを何よりも大切にされてこられた天皇陛下の国民に寄り添う生き方が金持ちの御曹司や高学歴を優先する風潮とは一線を画されて婿選びをなされた清子さまに体現されたのでございました。

そして、眞子さまも5歩歩けば裏口に出てしまう「ウサギ小屋」の広さの家庭に嫁がれることを決意なされています。

皇室の、世俗の何ものにもとらわれることのない人間第一主義に、心からの敬意を抱いた日本人は手前どもだけではなかったでありましょう。

このことはともすれば家の貧しさをタテに、ふてくされがちな民草の貧乏人の息子にもカツを入れることになりました。

「あんただって皇室のお姫さまをお嫁にもらうことができるんだよ」の巷の母親の進軍ラッパが聞こえてまいります。

いずれにせよ、眞子さまのご結婚とその愛を最も大切にした婿選びに日本国中が沸いた一週間でございました。

学歴や閨閥、裕福さに必ずしも恵まれない市井の青年たちに、負傷しながら相撲を取り続ける稀勢の里の姿にも似て勇気と希望を与えたこの度の眞子さまの慶事でございました。

しばし、美しく可憐な花を揺らす風を目撃した心地よさに酔いしれ、福沢諭吉の札束を拾ったわけでもないのに喜びに顔がほころんだ日本人なのでございました。

 

 

もはやハリウッドも中国を抜きにしては成り立たなくなっています…

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