『ドン周防さまの「肛門のオオカミ」伝説』

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芸能界のドンといわれるバーニングの周防社長さまが馬脚をあらわしています。

ケチでセコくてどうにもならないロクデナシだ、というその正体があからさまとなっているのでございます。

なにかトラブルがあるとすぐ雲隠れをする意気地なしのドン周防さまでございます。

都合が悪くなると「もう俺は芸能界を引退して息子に跡を譲っている身だ」などとおとぼけをかますのでございますが、どうしてどうして、スズメ百まで、、、のたとえの通り、性懲りもなく銭ゲバに精を出していることが、先週発売された「週刊文春」誌上で暴露されております。

この芸能界のドンといわれる男はこれまでヤクザの世界と二人三脚の我が物顔で「芸能界のドン」にのし上がってきたのでございますが、暴対法が施行されて得意の「ヤクザの後ろ盾」を利用する機会が失われ、その活躍の場が失われたかに見えてございますが、依然として裏では「芸能界のドン」の看板をおろすことなくアコギな銭儲けに励まれているのでございます。

週刊文春の報じるところによれば、昨年の年末のレコード大賞を「ドンの威光」を使って、有力視されていたAKBの「僕たちは戦わない」を駆逐し、EXILEの弟分の「三代目J Soul Brothers From EXILE TRIBE」に受賞させた、というものでございます。

その見返りにグループが所属する株式会社LDHへ「1億800万円」の請求書を出されたのでございますが、この度その請求書のコピーを週刊文春誌上で公にされた、という顛末でございます。

さすが「芸能界のドン」でございます。

噂通り、レコード大賞に手をつっこんで荒稼ぎをしていたのでございますから、惚れ惚れするような抜け目のなさでございます。

が、ことは公益社団法人、日本作曲家協会が主催するレコード大賞のお話でございます。またレコード大賞はTBSが協賛して独占放送をしている、いわば「公」の賞であり行事でございます。

これをたった一人の「芸能界を牛耳る」といわれる「芸能界のドン」が私物化して蹂躙していたとあっては、音楽を愛するファンや、真面目に歌に取り組んできた歌手やレコード会社、プロダクションに対する裏切り、でございます。

レコード大賞がバーニングの意向で決まるなら、「レコード大賞」改め「バーニング大賞」となされるべきでございましょう。

かねてからレコード大賞や紅白歌合戦を自分の私欲のために消費してきたといわれるバーニングの周防さまでございます。

こちらの方も「ドン周防さまに捧げる紅白歌合戦」とされるのがよろしいのではないでしょうか。

この度あからさまになった悪行に、どう落とし前をおつけになるおつもりでございましょうか、けだし見物でございます。

レコード大賞はニッカンやスポニチ、サンスポ、デイリー、東スポ、読売、毎日、産経、日経、東京、夕刊フジなどの新聞記者らの15名の審査員によって選ばれております。

昨年の大賞にはそのうち11人が「賛成」の挙手をしたといわれています。

そもそも音楽の専門家でもない記者が審査員になっていること自体がおかしな話でございますが、彼等記者連が問題なのは、「赤坂」といわれるバーニング周防さまとズブズブの間柄にあるということでございます。

その実態は「昵懇」などと気の利いた関係ではなく、ドンの前に傅くポチ、でございます。

なにせ日頃からドンは芸能界の裏情報を知らせてくれて、紙面づくりに協力してくださっているのでございますから、ポチと化した新聞記者連は言われるまま、なすがままとなってございます。

定期的に赤坂の蕎麦屋や高級しゃぶしゃぶ店で「ドンを囲む会」なども開かれております。

新聞記者という「第三の権力」の立場にある人間が批判精神を失い、嬉々としてドンの前に額ずいているのでございますから、何をか言わんやでございます。

選考委員とこうした「主従関係」で結ばれているのでございますから、ドンの意向でレコード大賞など、どうにでもなるのでございます。

先に述べましたように年末の国民行事であるNHKの「紅白歌合戦」の出場歌手の選考も、ドンの鶴の一声で決まるといわれております。

ドンは新聞や雑誌のメディアとTVへの決定的な影響力を手に入れ、もはや怖いものナシの「帝王」ぶりで芸能界に君臨されているのでございます。

ちなみに、ドン周防さまと並んで芸能界に大きな影響力を持つといわれる人物に、田辺昭知さまがおられます。

この田辺エージェンシーの社長の田辺さまは、先頃は夏目三久さまの「男」として週刊文春誌上を賑わせております。

この田辺社長にはこんなエピソードがございます。

数年前のことでございます。田辺社長は石原プロモーションの小林専務、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長、他、有力芸能プロダクションの社長連を集めて宴会を開かれました。

「俺たちにもはや敵はない、日本の芸能界は俺たちが好きなようにどうにでもできる。これからは俺たちの時代だ。いい機会だから皆で兄弟の盃をしようではないか」と有頂天となったもう一方のドン、田辺社長さまが呼びかけたのでございます。

「兄弟の盃」なぞとは、なんと時代遅れの発想でございましょう。

しかしながら「極道カブレ」のご一行さまでございます。

半分は本気で「男の契り」とやらの盃を交わすこととなったのでございました。

そして集まったメンバーによって、ヤクザの盃顔負けの「兄弟盃」が交わされたのでございます。

まるで日本一の大親分衆になったようなこの風景を、記念にと、ご丁寧に動画まで撮られたのでございました。

が、後日、どういう経緯(いきさつ)からか、この時撮られた「兄弟盃」の記念動画が本物のヤクザの親分の手に渡ることになりました。

ドンを囲んだ写真の後方には「四方同席」と墨で大書された紙が見える、まるで「任侠映画」のようなシロモノでございます。

この動画を手に入れた、本物のヤクザの親分は早速電話をしてきました。

「お前ら素人が俺たち稼業人の本職のマネをして遊んでいるそうだが、いつからそんないい身分になったんだ」との脅し文句でございます。

田辺社長さまご一行はこの連絡を受けて飛び上がりました。

大変なことになった、なんとか事をおさめてもらおう、と使者に選ばれたのは石原プロモーションの小林専務でございます。

3000万円の現金を手土産に「どうぞご勘弁を」と親分の前で平身低頭してようやく事無きを得た、のでございます。

このエピソードには後日談のオマケがついています。

このヤクザの親分の事務所に偶然立ち寄った、写真集のプロデューサーとして知られるT氏が、この動画を見つけて、無断で持ち出し、実話系の雑誌に売り飛ばしたのでございます。

実話系のその雑誌に「写真」が掲載されることになって、T氏の「コソ泥」が露見し、ヤクザの親分さまからT氏はオトシマエをとられた、という「小話」でございます。

オトシマエをとられたT氏の顔は、お岩さまのように変形していた、とのことでございます。

それにしても、でございます。こんな程度のチンカス集団に長年牛耳られてきた日本の芸能界の情けなさにヘドが出る思いでございます。

さて、ドンといわれる周防さまが芸能界でノシ上がってきた根底には「ヤクザとの密接交流」があったのでございますが、暴対法が成立してヤクザと密接に交流している人物は「密接交友者」として官報に告知され、銀行の取引き停止や口座解約、融資の停止がなされるようになりました。

日本を代表する「密接交流者」としては、周防さまの右に出る大将はいないのでございますが、ドンはしたたかでございます。これを機会に、これまで持ちつ持たれつの損得勘定で結ばれてきた「ヤクザ」との縁を遠ざけることにしております。

「暴対法ができたために前のようなお付き合いができなくなってスミマセン」がその逃げ口上でございます。

暴対法施行を言い訳に、都合の悪いヤクザとの付き合いをやめる、という戦法でございます。

利用するだけ利用して、ご用済みになったら容赦なく切り捨てる、というドン周防さまに相応しいやり口でございます。

日頃は何かトラブルがあると、相手に「俺のバックには誰がついているかわかるよな」と脅し文句を言って震えあがらせてきたドンでございますのに、見事な変わり身の早さでございます。

「俺のウシロには命知らずがいる」とタテにされてきたヤクザの皆さまの、ドンに対する評判はいかがなものでしょうか。

手前どもは職業柄、極道関係者との接触をする機会がございましたが、それら極道の皆さまの間でのドンの評判は最悪でございました。

「平気で二枚舌を使う」というのでございます。

なにがどのように「二枚舌」なのか、その詳細を記すのは別の機会にいたしたいと存じますが、極道の世界でドン周防さまほどの嫌われ者はいないのでは、が手前どもの感想でございます。

節操もなくアッチにいい顔、コチラにもいい顔、をして都合が悪くなればお得意の雲隠れをする、というそのコズルい世渡りぶりが顰蹙を買っているのでございます。

夜の酒場などでは「極道の世界では顔」を自称する周防さまのことでございますから、多分大手を振って闊歩されているかと思いきや、実際はあにはからんや、でございます。

旧知の極道の皆さまと顔を合わせることのないように、コソコソとなされております。

万が一、運悪く顔を合わせることとなって「オゴる」ことを強要されることにでもなったら困るからでございます。

日頃は「裏の世界は俺にまかせておけ」と豪語していながら、本性はセコイだけの小心者のケチオヤジなのでございます。

周防さまの芳しからぬエピソードは、吐いて捨てるほどにございます。

数年前、それまでボディガードを頼んでいたヤクザの組長と不義理となって、ヤクザの組長からそれまでの交遊のあらましをネットや本に書かれ、暴露されたことは記憶に新しいものでございます。

中でも京都のホテルで人気のモーニング娘のメンバーの2人を引き連れ、「変態なのよ」とナジられながらも嬉々として室に消えていった好色漢のエピソードは、ドンのドンたる所以の、面目躍如たるものでございます。

(文中の登場人物の「T氏」がイニシャルなのは、武士の情けからのもので、他意はございません)

TVや雑誌のメディアは、このレコード大賞買収疑惑については一切知らんぷりを決め込んでいます。

ヘタに報じてドンの逆鱗に触れるようなことがあったらどんなシッペ返しにあうかわからない、と恐れているからです。

普段は表現の自由だとか、権力の介入を許すな、などとたいそうなことをホザいているのでございますが、いざドンのこととなりますと、このザマでございます。

日本の芸能メディアの体たらくぶりは誠にもって度し難いものがございます。

 

 

周防さまの件で手前どもが鮮烈に覚えているのは、例の郷ひろみさまを少年姦ジャニー喜多川から奪った「前門の虎、肛門のオオカミ事件」でございます。

ジャニーズ事務所に郷ひろみさまが…

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