「ワールドカップ負けるなニッポン / 沢田研二さまの畢生の男ぶり」

 

カタールでのワールドカップのサッカーがスタートします。
 
日本チームは「歴代最強」との触れ込みで、どれだけ頑張れるのか期待されるのですが、前哨戦となる現地でのカナダ戦では敗戦しました。
 
試合の内容についての見解は諸説あるでしょうが、手前どもの感想では「やっぱりまだこんな調子なのか」と期待ハズレでした。
 
どこが「史上最強の日本チーム」なのかと正直なところガッカリさせられたのです。攻められないのです。
 
クリを舐めるだけで一球入魂できないインポAV男優のように、です。
 
敵チームからボールを奪って、さあこれからだ、一気に相手陣内に攻め込んで、という好機なのにもかかわらず、自陣のサイドでボールを回し攻め上げているうちに敵にボールを奪われる、というなんともしまらない展開なのです。
 
いつか来た道を、またカタールで見せられるのかと思うと、まだ本番前でございますのに、極太でありながら早漏男優登場のように、心のワクワクも半減されているのでございます。
 
この「攻撃できない」癖は、個々の選手の器量不足によるものなのでしょうか。そうであれば事前に監督の立場にある人間は、いくつかのフォーメーションを考案し、敵陣を突破する方法を用いるべきでございましょうが、只今の森保監督にはそうした采配は期待できそうにありません。
 
いっそのこと、どうしてカズを監督、もしくはスーパーバイザーとして同行しなかったのかと悔やまれるのです。
 
ワールドカップに出場が叶わなかったこの24年間の「怨念」をカズにはどうしても果たしていただきたいと願います。気迫が違うのです。
 
まるで口から炎が出るがごとくにカズが指揮官として発する言葉は、間違いなくかつてないほどに選手の心を、魂を、揺さ振り奮い立たせる筈でございましょうに、今回もカズは番外地でメディアの使い走りの大会スポンサーのアンバサダーとしての役割しか与えられておりません。
 
55歳で先頃、新記録のゴールを決めたというのに、です。
 
日本のテレビのサッカー中継を見ていれば一目瞭然にわかることですが、率直な批判をすることはありません。「お手盛り」で、たとえ失敗しても「バカ野郎」と難詰することはないのです。
 
いつだって、どんなまずいプレーでも、褒めて褒めて、褒めそやす、なんとも新宿2丁目同好会のような「お手盛り」となっています。
 
あんなヌルいサポーターメディアでは、選手もビビッとカミナリに打たれたように覚醒することはないでありましょう。
 
よくやった、頑張った、負けたけれど十分に健闘した、の「参加することに意義があるオリンピック精神」のごとき、なんともやりきれない励ましで予選リーグを敗退する、という茶番に終わらぬよう、負けたなら故郷の土を踏むことができない、との硫黄島の日本兵の覚悟を持って、勝負に臨んでいただくことを、切に期待するのです。
 
チクショウ、負けるな日本!!ヤッパリ。
 
 
 
 
 
 
 
沢田研二さまがご出演なされている映画「土を喰らう十二カ月」を観てきました。
 
週刊新潮の映画批評で「90点」という高得点を獲得しておりましたので、どんな

 

 

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