香川照之さまがスキャンダルに粉砕される憂き目にあっております。
週刊新潮や週刊文春などで暴露された「銀座でのご乱行」で、それまで出演していた全CMの降板を余儀なくされ、TBSの朝の報道番組の金曜日担当MCからも外されております。
問題となった銀座のバーのママの髪をワシ掴みにして得意満面な表情をカメラに撮られ、それを週刊誌にさらされたとあっては、もはや問答無用で白旗をあげるしか手がなかったのでした。
ファンが芸能人に求めているのは、人間のお手本のような生き方ではありません。
いくら品行方正で真面目な人物であっても、まるで屁のように音はするけど何の役にも立たないでは仕方がありません。
大衆が望んでいることは、「魅せてくれること」です。
心ときめかせて浮世の憂さを晴らしてくれれば、それでいいのです。一刻、何もかも忘れさせてくれて、狂わせてくれればそれでもう十分なのです。
が、SNSの時代では誰もが裁判官となってモノを言うことが正当化されています。自らを省みることなく平気で石持て打つ、のでございます。
そうした下衆な品性は、もともとテレビメディアのワイドショーが広めたものですが、その影響力は強く、いつか国民の性質となっているかのようでございます。
香川照之さまの行いは「酒乱」のもので、世間では珍しくもないものです。
見ず知らずの通行人を相手にご乱行に及んだというのであれば問題でしょうが、閉ざされた空間の酒宴の中での行いであれば、あれほどのバッシングをされる必要があったのかと不快に思います。
ましてや被害にあったとされるご当人が訴えを取り下げているのですから、これ以上外野が何かモノ言う必要はどこにもなかったのではないでしょうか。
もとより今回のことは、香川さまの不徳の致すところであることは明々白々で、弁解の余地がないことは言うまでもないことですが、メディアのドブに落ちた犬を叩き殺すがごとき騒ぎすぎが、なんとも不愉快でなりません。
香川照之さまの周辺や芸能界から…
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