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札幌で逮捕され、裁判にかけられ前科モノとなりました。斯くなる上は東京に出てAV監督で人生をやり直すしかないと、上京しました。最初の頃はAV監督といっても名ばかりで「日本一売れない監督」でした。収入も少なく三度のメシがやっとで、アパートを借りるまとまった金もなく、ビニ本時代の知り合いを訪ねその日泊まるサウナ料金を借用する日々を重ねていたのです。
サウナの広い休憩室にはいつも客が20人ほど、床の上に毛布を敷き寝ていました。ある真夜中のことです。股間の部位になにか違和感を覚え、目を覚ましました。見ると見知らぬ若い男が私のイチモツを咥えていたのです。藪から棒に何をするのかと驚きました。青年は私が目を覚ましたことを知っても、口に含んだモノを吐き出さず「気持ちいい?」と誰何するごとくに色っぽい眼差しを送ってきたのです。
無礼者!と頭に血が上りました。が、頭とは違い体は正直なもので、我が放蕩息子はこれまでになく怒張し、先走り液さえ放出していたのです。その証拠に不届き者の口から溢れた先走り液が流れ出て糸引き、垂れているのが見えました。何ということだ、と不覚をとったと己を恥じたのです。
素早く、スッカリ愛人気取りで激しく口技を続ける変態男の顔面を足で蹴り上げ「何をするんだコノ野郎」と叱り飛ばしました。すると野郎は少しも臆することなくすがる目で「だって、好きなんですもの」と宣ったのです。話したことも無い初対面の男によくもそんなことを言えたもんだと呆れつつ、ここは汚れた抜き身を洗い流すが先と、浴場に向かいました。洗い場で体を洗っていると…
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