「ハダカで生まれてきたんだから、ハダカで死んでいけばいいんです」

世界の95%の「大人のオモチャ」生産国となりし中国、その黎明期の2000年代初頭の頃、上海で「大人のオモチャ国際展示会」が開催されました。ご招待を行け、日本からAV女優さまを引き連れ、ステージで踊りのパフォーマンスをご披露したのでしたが、観客は初めて身近で見た憧れの日本のAV女優に大興奮し、どよめきで会場が揺れるほどでした。

踊りをご開帳したAV女優はストリップの舞台にも立つセクシーダンスの巧者でしたが、その一挙手一投足に会場は狂喜乱舞したのです。

生まれて此の方、ビキニの女性から満面の笑顔で見つめられイタしているみたいな体の動きの様をナマで目撃するのは初めての経験でした。中には股間に手をやり激しくコスっている青年なども見受けられます。場所柄をわきまえない行為は50年も前のピンク映画での私のソレでした。

中国人民の皆さまは開国以来ようやくして貧富の差、分け隔てなく氏素性に関係なく等しく娯楽を楽しむ刻を迎えたのでした。

それぞれの表情に心からの「毛沢東バンザイ」の歓喜が宿っていました。300人が入れば満員の会場に1000人が押しかけています。熱気に煽られ酸欠状態になりかけてました。ダンスの後は通訳氏を通しての質問タイムとなりました。最初の質問者のネクタイを締めたサラリーマン風の青年は「初体験は?」と聞いてきました。お国柄は違っても男の持つ興味の第一は同じでした。

ステージのAV女優は「12歳の時、祖父のお葬式の夜、町内会の副会長に犯されました」と答えたのです。会場からはどよめきの声が上がりました。国や人種が違っていても、12歳の処女喪失は衝撃だったのです。

次なる肉体労働者風の青年の質問は「これまでの男性経験の数」についてでした。AV女優さまは「1万人」とお答えになりました。風俗嬢をやっていましたので嘘ではない、これまた正直な数字でした。集まった満場の中国人からは、ショックのあまり寂として声が上がることはありませんでした。

次なる学生風の青年の質問は…

 

 

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