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禁断の説得術 応酬話法
「ノー」と言わせないテクニック
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30数年前、渋谷のカフェで面接をしていました。
彼女は高校を卒業したばかりで、進路はまだ決めていないと言います。
大学に行くつもりはないので、なにかの専門学校に行くつもり、と言うのです。
彼女より、隣のテーブルに座っている美女が気になりました。透き通った白い肌と愛くるしいつぶらな瞳、そんじょそこらではお見かけすることのできない美女です。
目の前の彼女とは、再会を約して別れました。そして隣の席の彼女に声をかけたのです。
それが彼女との偶然の出会いのはじまりでした。
2カ月後、彼女をともなって沖縄県黒島のリゾートホテルのコテージにいました。彼女の初出演作品のAVを撮るためです。
彼女の美しさは、これまでの女性にはないほどに際立っていました。
これからどれほど素晴らしい作品が撮れるかと思うと胸がトキメキました。
ただ、撮影時間が迫っているのに、彼女の「女優名」がまだ決まっていませんでした。
頭をシボってアレコレと考えましたが、彼女にピッタリくる名前が浮かびません。
「諸行無常、だな…。祇園精舎の鐘の声、だよ」と、つい平家物語の冒頭の一節を呟きました。
と、「そうだ、沙羅双樹の花の色、からとって、彼女の名前を”沙羅樹”にしよう」と思い立ったのです。
この”沙羅樹”の名前は、彼女にピッタリでした。
デビューしてから瞬く間に、彼女はAVトップアイドルの地位にのぼりつめたのです。
あれから30数年、手前どもが”沙羅”と言う名前を彼女につけてから、日本中に”沙羅”の名前が広がりました。
レストランやブティック、スナックにも”沙羅”の名前がついたお店は少なくありません。
そして、昨晩、高梨沙羅さまが平昌の夜空に、大きな弧を描いて翔んでみせてくださったのでした。
土曜日の午後7時半から、毎週インターネットのニコニコ動画で配信をしています。
「村西とおるのナイスですね!」の1時間を、先週もいつものように配信しました。
「恵方巻き」のシーズン到来ということで、アシスタントの麗(うらら)さまに食していただきました。
この「恵方巻き」は…