「横綱の品格とは / 女教師の羊羹」

ミヤネ屋で知られる宮根誠司さま(54)は読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」やフジテレビの「Mr.サンデー」で知られる人気の司会者でございます。

その宮根さまが週刊誌で「ロクデモナイ男」であることが暴露されました。週刊誌の記事の内容はとても日頃テレビで社会正義を語り、芸能人の不倫を一刀両断にしている人間とは思えぬ、宮根さまの呆れ果てた無責任な行状が記されています。

しかし、日頃は芸能人や国会議員など「公」の人間に対しては厳しい追及を重ねているテレビや雑誌、スポーツ紙のメディアは、この件に関して一切触れようとしません。

関西のテレビ局では月~金で昼の午後2時から2時間余り、自分の名前を冠した帯番組を持ち、毎週日曜日の午後10時からは東京キー局のフジテレビで全国ネットのニュース番組の司会をなされております。

著名人のスキャンダルであれば、各メディアは鬼の首を取ったように大騒ぎをして連日報道をしますのに、まるで何事もなかったかのようにダンマリを決め込んでいるのでございます。

バーニングの周防社長さまが後ろにひかえて、睨みをきかせているからでございます。

宮根さまのプロデュースは、現在、バーニングの息のかかったプロダクションが行っております。芸能界ではいわば「泣く子も黙る」バーニング、周防さまの系列タレントの一人なのでございます。

このバーニングの一族の仲間入りをすれば、先のタレントのローラさまの「奴隷契約」がスルーされたと同じように、殺人事件やクスリの問題以外は、スキャンダルになることはないのでございます。

テレビメディアは、国民の財産である電波をあずかったお仕事でございます。

当然のごとくそうした国民の財産の電波をあずかる者として、モラルが求められているのでございますのに、ことドン周防さま一派のやりたい放題に関しては、見ざる、言わざる、聞かざる、の三猿状態を決め込んでおります。

メディアは普段、弱小のプロダクションに所属するタレントの不祥事であれば徹底的に追い込んで息の根が止まるかタレント生命が完全に終わるまでは追及を止めない非情ぶりでございますのに、なんというエコヒイキぶりでございましょうか。

この「強いものには巻かれろ」、の体質が今日のテレビメディアをはじめとする日本のメディアの悲しい現実なのでございます。

要するに、真実の報道などメディアには期待できず、いつでも権力を握った者たちに偏向フィルターがかかった情報しか、私たちにもたらされることはないということでございます。

国民の「知る権利」が、バーニングの周防さまというゴロツキと、サラリーマン化して自らの出世と安全しか眼中にないメディアで働く茶坊主たちによって蹂躙されております。

一方においてメディアは朝から晩まで日馬富士の暴行問題を取り上げてございます。

北朝鮮が米国全域まで届くICBMを完成させ、核弾頭の量産体制に入り、いまや我が国の存亡もカウントダウンを数えるまでの瀬戸際に立っているというのに、でございます。

大相撲の問題が起きる前までは、どうでもいい、何の問題もないモリカケ問題に、火のない所に煙を立てて大騒ぎしていたのに、でございます。

メディアは一体、何が今一番国民に知らせるべき重要問題であるかについての認識を、目の前の損得勘定と自己保身に溺れて完全に失ってしまっているのでございます。

これまでは「嘆かわしい」、の言葉は手前どもエロ事師に向け形容されて相応しい言葉でございましたが、この頃では日本のメディアにそのお株を奪われてしまっております。

さて週刊誌に暴かれた宮根誠司さまのロクデナシの行状とはいかなるものでございましょうか。

告発者は…

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